1年目で相続税を合格した勉強法
こんにちは、ベンチャーサポート税理士法人求人担当の税理士の森です。
今回は税理士試験の相続税に実際に合格をしたスタッフにインタビューをしてみたいと思います。
大阪事務所のIさんです。
Iさんはなんと1年で難関と言われる相続税を合格した猛者です。
盗めるところがあれば、ぜひ盗んでください。
ではQ&A方式で進めていきます。
Q.なぜ相続税を受験しようと思ったのですか?
A.相続税は時代的にも注目されていて、これから仕事が増えると思ったからです。知っていれば就職にも有利になるかなと思いました。また、税理士試験で勉強せずに資格を取得すると後で自分で勉強するのが大変そうな税法だと思いました。
Q.どんな勉強法をしてましたか?
A.4月まではひたすら総合問題を解きまくってました。理論は専門学校のミニテストに回答できるくらいの完成度でいったん止めておいて、先に計算を仕上げる方法です。
Q.理論はどうやって覚えましたか?
A.理論集を見ながら頭の中でつぶやく方法です。この方法でとにかく何度も何度も理論を廻すことを意識しました。この理論暗記法は、自習室でも覚えられる方法だったので僕には向いてました。アウトプットはテスト以外ではしなかったです。
Q.試験1週間前はどんな勉強をしましたか?
A.ひたすら理論です。1日20題くらいを廻しました。計算はさらっとだけ確認したくらいです。
Q.今から相続税を受ける人にアドバイスを。
A.相続税は「何を捨てるか」が重要です。捨てることを恐れずに思い切りよく捨てていって、拾えるところを確実に拾って加点するようにしてください。
Q.来年相続税を受験しようか悩んでる人にアドバイスを。
A.相続税はボリュームが多いと聞きますが、実は意外に多くないです。身近な税金ですし実務でも役立つ税法です。取り組みやすい税金ですので、ボリュームには恐れずにトライしてください。
まとめ
相続税の必勝法は、「捨てるところを思い切って捨てる」こと。
実務でも注目されている税法だけに身に付ければ大きな武器になる税法です。
ボリュームも意外と少なく感じるということなので、興味がある人は思い切って勉強してみましょう!
この記事を書いた人

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税理士/大阪オフィス代表
神戸大学 経営学部 市場システム学科卒業
大学卒業後、某電機メーカーに就職し営業に配属。初年度新人ランキング2位の成績を上げて表彰される。ところが、営業という仕事への葛藤から転職を決意し税理士の世界へ。複数の税理士事務所を経てベンチャーサポート税理士法人に入社。現在は取締役に就任し、主に集客や求人、人事などに従事している。
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