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THOUGHTS

お客様インタビュー

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お客様インタビュー

支えるのは、数字だけじゃない。
激動の経営現場で、
本当に必要とされる存在とは?

業務用エアコンの販売・取付けや太陽光発電システムの設置を手がける
「株式会社ファーストカインド」代表・宮川知己さん。
彼を支えるのが、ベンチャーサポート税理士法人の岡田友樹です。
ふたりの出会いは2022年、岡田が自ら担当を希望したことにはじまりました。
以来、人材流出や経営危機といった荒波をともに乗り越え、
数字だけでなく心情にも寄り添ってきました。
今では宮川さんが岡田さんを“最強の仲間”と
呼ぶほどの信頼関係を築いています。
そんな二人の歩みから、
経営の現場で本当に頼れる存在とは何かを紐解きます。

株式会社ファーストカインド

宮川 知己Tomoki Miyagawa

前職では大手企業の子会社で代表を務め、営業面で高い実績を挙げる。経営体制の変化で職場環境が不安定になったのを機に独立を決意し、2020年に株式会社ファーストカインドを設立。

ベンチャーサポート税理士法人

岡田 友樹Tomoki Okada

2020年にキャリア入社し、財務会計コンサルタントとして、日本橋・渋谷・池袋と複数拠点を渡り歩く。若手の頃から幅広いクライアントに携わり、2022年4月よりファーストカインド社を担当。

家族、仲間、誇り。
守るべきもののために、独立を選んだ。

――初に、宮川さんの創業のきっかけからお伺いできますか。

宮川:前職では大手企業の子会社の責任者を務め、営業面でしっかり結果を残していました。部下も多く抱えて、順調なキャリアだったと思います。ところがある時、経営体制が大きく変わって、だんだん歯車が狂いはじめました。ボーナスは削られ、交際費や経費も制限される。さらに、成果を出しても評価につながらない状況が続き、このままでは自分の家族も社員も守れないと感じるようになったんです。

岡田:独立を決意されたのは人生の転機ですよね。

宮川:そうですね。もともと自分で事業をやる自信はあって、準備もしていました。経営体制が変わって「今が、動く時だ」と思い、独立を決意したんです。前職では業務用の電話機やコピー機を扱っていましたが、正直、「本当にお客様のためになっているのか」と迷うこともありました。そこで事業として選んだのが、業務用エアコンや太陽光発電を手がける環境事業です。顧客にとって電気代削減という分かりやすい効果があり、さらにエコの観点からも社会的意義がある。だからこそ胸を張って提案できるし、自分自身も誇りを持って取り組めると思ったんです。

岡田:2020年の創業時、私はまだ入社前でしたが、どんな経緯で弊社を選ばれたんですか?

宮川:独立のときに先輩経営者から5社くらい紹介を受け、その中の一つがベンチャーサポートさんでした。軽い気持ちで相談に行ったんですが、その日のうちに即決しましたね。他にも数社と比較しましたが、最終的な決め手は「人」。担当してくれる方の雰囲気や信頼感が一番しっくりきたんです。それに僕はずっと営業畑だったので、経理関係が本当に苦手で(笑)。「全部丸投げで大丈夫」と言ってもらえたのが心強かったです。実際、本業以外の手間を任せきりにできる上、毎月のデータも細かく整理して報告してくれる。その手厚さには今もめちゃくちゃ助けられてますね。

自ら手を挙げて掴んだ担当。

――お二人の最初の出会いを教えてください。

岡田:先ほどの通り、ベンチャーサポートとファーストカインドさんとのお付き合いは、2020年の創業当初からはじまっています。私が直接関わるようになったのは2022年4月、会社が3期目に入ったタイミングで、前任者の退職を機に引き継ぐことになりました。社内でも名前が挙がるくらい、事業がうまくいっていて、利益もしっかり出ている会社だと聞いていました。当時まだ若手だった私は、一人社長や小規模の会社を中心に担当していたんです。だからこそ、複数の従業員を抱え、売上も億を超えるベンチャー企業を担当してみたいと思っていました。「ぜひやらせてください」と上司に伝え、引き継がせていただきました。

宮川:担当者が変わるのは、経営者にとって大きなことです。数字を預ける相手ですから、最初は正直、不安もありました。でも岡田さんは最初の面談で、「一緒にやりたい」と力強く言ってくれた。その積極性や情熱を見て、「この人なら任せても大丈夫かもしれない」と感じましたね。

岡田:初めてお会いしたとき、宮川さんは気合が入っていて、イケイケな社長だなという印象でした。業績も数字の上では、社内で聞いていた通り順調そのものに見えました。しかし、実際に話してみると課題も多く、決して安泰とは言えない状況だったんです。だからこそ、真正面から全力で向き合わなければと強く思ったのを覚えています。

「どん底」を支えた、寄り添う姿勢。

――3期目のスタート直後、会社にとって大きな危機があったのですね。

宮川:あの頃は、本当にやばかったですね。いろいろな事情が重なり、社員が一気に辞めてしまって、12人いた社員で残ったのは5人とか。創業メンバーも全員抜けて、会社がガタガタになった。売上もガクッと落ちて、半年間ずっと赤字。「これどうすんの…」って夜も眠れない日が続いていました。

岡田:私が担当になったのは、ちょうどその頃です。正直どう声をかければいいか分からなかったんですけど、「とにかく会って、話をしよう」と思って動きました。私が売上を直接つくることはできないけど、気持ちと数字を整理することはできる。そして愚痴でもなんでも、とにかく本音を聞く時間を大事にしました。

宮川:赤字が続いている中でも「僕は宮川さんを信じてます」って言ってくれたんですよ。あの一言はほんとにデカかった。全部投げ出したくなる瞬間もあったけど、「まだ折れちゃダメだ」って気持ちにさせてくれました。

渡辺:岩崎さんから「キャッシュを一括で確保したい」という話があったので、それに応える形でした。もちろん事実を歪めることはできませんが、正しい数字をどう並べるかで見え方は変わります。あの2500万円は、事業を立て直すために本当に意味のある資金だったと思います。

岡田:愚痴や不安を含めて、経営者から本音を聞けるのは、信頼されているからこそ。その想いに応えたい一心で、「必ず立て直してほしい」「自分がやれることは全部やろう」と思っていました。

宮川:経営者って孤独ですからね。もし岡田さんがあの時そばにいてくれなかったら、会社も気持ちも持たなかったかもしれません。

明確な役割分担で生まれた、
劇的なV字回復。

――そこから、どのように立て直していったのでしょうか。

宮川:現場は若手に任せ、自分は外へ出てパートナー探しに奔走し、取引先や工事業者とのつながりを広げることで新たな仕事を生み出そうとしていました。「ここで終わるわけにはいかない」と自分に言い聞かせ、とにかく数字づくりに集中しました。その結果、下半期には数字を取り戻し、決算を黒字で着地することができたんです。

岡田:私は財務面を徹底的に整理していました。「あといくら積めば黒字に戻せるか」を細かく確認し、資金が途切れないように先を読みながら対策を立てていました。固定費や人の配置についても、リスクがあると感じれば率直に進言しましたね。耳が痛いことであっても、伝えることが自分の役割だと思っていましたから。

宮川:そうしたサポートは本当に助けになりました。財務状況やリスクを具体的に示してくれたおかげで、僕らは営業に集中できたんです。岡田さんの的確な一言や判断に救われた場面も多かった。黒字で着地できたときは心底ほっとしましたし、岡田さんがいなければ到底たどり着けなかったと思います。

岡田:私にとっても貴重な経験でした。財務面で支えるのはもちろんですが、何より経営者の気持ちを折らせないことこそ、自分の役目だと感じていました。短期間でV字回復できたことに驚きもありましたし、心から嬉しかったです。「本当に立ち直った」と二人で実感したあの時の気持ちは、今でも忘れられません。

“最強の仲間”として、ともに走り続ける。

――最後に、これから先のビジョンを教えてください。

宮川:僕の最終的な目標は、社員一人ひとりの夢を叶えることです。信じてついてきてくれた仲間たちに「ここで働いて良かった」と思ってもらえるようにしたい。そのために、環境事業を軸に100名規模の会社をつくりたいと思っています。拠点を増やして、仲間が挑戦できるステージをどんどん用意したい。仕事って、結局は自分が大事にしているものを守るための手段だと思うんです。社員にもそれを実感してもらえる会社にしていきたいですね。

岡田:宮川さんは常にスピード感を持って走っていますから、私もついていくだけでなく、先回りして提案できる存在でいたいと思っています。税務や数字の話にとどまらず、人生レベルの悩みにも応えられるように、自分自身も学び続けなければいけない。受け身じゃなく、自分の意見を伝えて、一緒に未来を描いていく。そういう関わりをこれからも大切にしたいです。

宮川:僕にとって岡田さんは、ただの担当者でも税理士でもない“最強の仲間”だと思っています。苦しいときも横で数字を一緒に見ながら、時には冷静に現実を突きつけ、時には背中を押してくれる。その両方を持っているからこそ、ここまで信じてやってこられたんだと思います。

岡田:宮川さんが自分を信頼して任せてくださるからこそ、全力で応えたいと思えるんです。これから先、会社の規模がどれだけ大きくなっても、その信頼に応え続けたい。そして、経営者と同じ景色を見ることができる、宮川さんにとっての“最強の仲間”であり続けたいと思っています。

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