CARIEER DESIGNING

【学べる】コンサルタントの
養成期

CARIEER DESIGNING

【学べる】コンサルタントの
養成期

私たちのクライアントは、多くが人生を賭けて「起業」に挑戦した創業したばかりの経営者です。
そのほとんどが社長一人、あるいは少人数でのスタートとなるため、
悩みを率直に相談できる相手がいない――これこそ、起業家の直面する本質的な課題です。
起業には、ともに挑み、ともに考え、腹を割って語り合える「相棒」の存在が欠かせません。
ベンチャーサポートは、そんな起業家によりそうパートナーとして支え続ける
プロフェッショナル・コンサルティンググループです。経営視点で起業家の支援を実現するための力として、
ベンチャーサポートでは3つのステップを学んでいきます。

① 知識

事業を前進させるには、問題点の発見・分析から、仮説の立案、提案、
そして検証に至るまで、一連のコンサルティングプロセスを遂行できることが求められます。
その実現には、すべてを考え抜き、実行するための知識が不可欠です。

例)

IT / デジタルツール

クラウド会計、ネットバンキング、クレジットカード、デジタルストレージ、チャットツールなどの導入・オペレーション

バックオフィス/経理

インボイス(請求書)等の会計資料作成・管理、顧客マスター・ストレージ化、キャッシュフローサイクルの設計などオペレーションの仕組み化

アカウンティング/会計

アカウンティングナレッジ、各種アカウンティングデータの作成・アナリティクス・レポーティング

タックス / 税務

タックスナレッジ、タックスプランニング、判断プロセス

ファイナンス/資金調達

融資・補助金スキームのナレッジ、金融機関のリレーション対応・デューデリジェンス対策

マネジメント/経営

マーケティング、リード獲得、セールス、バックオフィス管理、リクルーティング、人材育成などマネジメントフレームワーク

インダストリー / 業界

業界別のキーワード、カルチャー、ビジネスモデル

ベンチャーサポート
グループ・サービス

グループ全体のサービスラインナップとナレッジ

これらはほんの一部に過ぎません。
顧問先に応じて必要な知識を、絶えずインプットし続けます。

② 実務

経営状況を正確に把握し、経営課題に対する打開策をともに考えるためには、
現実に起こっているビジネスや経営のフレームワークを構造的に分解し、
その要素一つひとつを可視化した上で、それぞれの目的や本質を正しく理解することが必要です。

ビジネスの構造化 ヒト・モノ・カネ・情報、紙、時間、場所、差別化など、ビジネスを構成する要素を分解し、誰もが一目で理解できる図式として可視化します。これによって、属人的な理解にとどまらない共通理解へと体系的に整理します。
経営の構造化 マーケティング、ブランディング、集客、営業、商品・サービス、品質管理、オペレーション、採用、人材育成、評価制度、債権回収、経理、総務――これらの要素を体系的に構造化することで、経営者のルーティンや経営業務全体の解像度を高めていきます。
数字の構造化 たとえば売上は

「売上 = 案件数 × 成約率 × 単価 × リピート率」

という式で表せます。ここからさらに、案件数をどのように獲得するのか、成約率をどう高めるのか、単価をどう設定するのか、リピートを促すためにどんな施策を打つのか――と要素ごとに分解して具体性を持たせて数字を認識していきます。

経費についても同様です。例えば飲食費であれば、「1万円以下の会食が何回あったか」「3万円以上の会食が何回あったか」、あるいは「特定の店舗の利用が今月は何回で、先月は何回か」「誰と行ったのか」「その目的は何か」といった具合に、単なる数値の羅列を構造的に細分化します。そうすることで、経営者の意思決定の方向性や行動パターンをより明確に把握できるのです。

③ 顧客対応

「お給料をもらう」のではなく「自ら収入を稼ぐ」という点で、
サラリーマンとは決定的に仕事への向き合い方が異なります。
自分自身が商品として成果を出さなければ収入はなく、事業の継続どころか生活さえ成り立ちません。
ただ1件の売上を得るだけでなく、継続的に稼ぎ続けるためには、
ライバルと同じことをするだけでは競争環境の中で生き残ることはできません。
「自分自身が商品である」という意識を持ち、日々ビジネススキルを磨き続ける経営者たちに信用され、
必要とされるパートナーであるためには、私たち自身にも、高い経営者意識と確かなビジネススキルが求められます。
ベンチャーサポートは、10のビジネススキルを基本軸としていますが、中でも特に重視するのが以下の3つです。

1

コミュニケーション
能力を高める

起業家支援は、継続的な関係構築を前提としています。そのため、起業家と長期的かつ深い信頼関係を築ける人間力、そして高いコミュニケーション能力が欠かせません。

創業期は、事業が不安定で浮き沈みの激しい時期にあたります。その渦中で経営者を支えるコンサルタントに求められるコミュニケーション能力の本質は、まさに「経営者意識」そのものと言えるのです。

2

スピードこそ
クオリティ

創業間もない経営者は、経営のすべてを一手に担いながら同時並行で進めていきます。その中で、ライバルに勝つための最大の経営資源が「スピード」です。意思決定をすべて自分で行うからこそ、速さが競争力の源泉になります。

スピード経営を支えるために、コンサルタントに求められるのは 即アポ・即レス・即対応。打ち合わせの場を起点に、すぐ次のアポイントを取り、経営者からのメールやチャットにも即座に返信・対応することで、意思決定によりそい続けます。

3

接触頻度を上げる

創業期の経営者は、相談相手が限られ、あらゆる悩みを一人で抱えることも少なくありません。「何が分からないかが分からない」といった漠然とした悩みも多く、言語化すら難しいケースもあります。だからこそ、接触の頻度を高め、継続的にコミュニケーションを重ねることが重要です。

最後に接触した日や手段、やり取りの内容や狙い、空白期間に問題がないか、次回の接触予定やテーマは何か――こうした 過去・現在・未来を見据えた接触頻度の管理 を徹底し、顧客対応の品質を高めていくことが重要です。

起業家を本質的に支援するためには、「圧倒的な経営者意識」を持った顧客対応能力が欠かせません。
知識や実務といった基礎的なスキルを習得した上で、経営者と対等以上で議論できるコミュニケーション力、
経営者からリスペクトされるビジネススキル、そして経営者の意思決定を直接支える経営能力
――これらすべてを兼ね備えた顧客対応能力を徹底的に磨いていきます。
ベンチャーサポートでは、新卒・中途を問わず、入社されたすべての方が①~③の基礎力を再現し、
コンサルタントとして起業家支援を実践できるよう、独自の人材育成システムを構築しています。
このシステムそのものが、クライアントからの経営相談に対する質の高さに直結しているのです。

ベンチャーサポート大学

スマートフォンやパソコンから、いつでも視聴できる動画研修ツール。
専門学校での指導経験を持つ元講師が、わかりやすく丁寧に解説します。
試験勉強のような網羅的な講義ではなく、起業家支援に直結する知識と実践的な内容に絞り込んでいるため、
必要なスキルを短時間で効率的に習得できます。

ベンチャーサポート大学

経験豊富な先輩が、わかりやすい言葉で説明

ベンチャーサポート大学

会計ソフトのUIも動画に取り込むことで、実際の作業をリアルに学べる

ベンチャーサポート大学

すべての研修に書き込み式のレジュメがあり、“自分専用のノート”を作りながら視聴できるため復習もスムーズ

ロードマップ

必要な知識を一度に学ぶのではなく、1~6か月の期間を設定し、
習得すべき内容を月ごとにロードマップ形式で視覚化します。

1

知識をインプット

2

先輩の現場に同席し、情報の使い方やコミュニケーションの取り方を見学

3

自分が主導で顧客とのコミュニケーションを実践

以上の3段階で進めます。単なる詰め込みではなく、
実践的かつ着実にスキルを身につけることができます。 

2担当制

新人スタッフは先輩の担当先を「2担当」としてサポートし、
1年間かけてベンチャーサポートのサービス全体や顧客対応、顧客管理を学びます。
先輩同席の場で実際に案件を任されるという貴重な経験を積むことができるので、
コンサルタントデビュー後も、自信を持って自分の担当先に臨むことができるのです。

チーム制

各コンサルタントは顧問先に対して裁量権を持ちますが、
組織全体で品質に偏りが生じないよう、チームごとに品質管理を行う仕組みを導入しています。コンサルティング業務には専門性や法定期限を伴うものが多いため、個人任せにせず、
組織全体で品質を担保することで、顧問先から安心して依頼いただける体制を構築しています。
同時に、コンサルタント自身の業務管理も組織的にサポートしています。

営業との2名体制

ベンチャーサポートの営業は、新規顧問先をコンサルタントに引き継いで終わりではありません。
引き継ぎ後もサポーターとして、打ち合わせ前の準備、同席、事後のフィードバックを通じて、
関係の構築やサービス品質の浸透を支援します。

さらに、顧問先とコンサルタントのグループチャットにも参加し、
コミュニケーションの取り方や接触頻度、スピード感、
経営者との関係づくりを日常的にアドバイスします。
営業部門はコンサルタントの中でも豊富な実績を誇る精鋭が担っているため、
すべてのコンサルタントが高いレベルでビジネススキルを磨くことができます。

人材育成の文化

ベンチャーサポートの人材育成。その根底には、

  • 「人材育成は全員で行う」
  • 「3秒悩んだら調べずに先輩に聞く」
  • 「先輩は、聞かれなくても悩んでいそうなら声をかける」

という共通言語が存在します。
わからないことを独力で考え続けるよりも、
わかる人に答えや考え方を学ぶ方が、成長のスピードも密度も圧倒的に高まります。
創業期の経営者は、言語化できない漠然とした悩みを抱えていることが多く、
コンサルタントには「言葉にならない悩みを汲み取り、質問によって言語化し、
わかりやすく説明する力」が求められます。
「社内でできないことは、顧客の前でもできない」 という前提のもと、
教わる側は積極的に質問し、教える側も積極的に伝える。
これによって、社内がコミュニケーション能力を磨く場として機能します。
未消化のまま一日を終えることがなく、成長実感と自信を得ながら、
起業家支援の実力を高めていくことができるのです。